来週はAgnosiaの発表だ・・

Neuropsychologyのセミナーで、来週プレゼンをしないといけない。Visual Agnosia(視覚失認)について。過去の事例研究を発表すればいいのだが。二次元は分かるけど三次元(奥行き)が見えない症例について発表する予定。この論文には脳の損傷部位を示すMRIなどのデータが載ってなかったので著者にメールを出してきいたら返事が来た。良い人だ。MRIもPETもしなかったそうである。この患者は3Dのメンタルローテーション(心的回転)が出来ない、ミュラー・リヤーやポンゾの錯視には(三次元を知覚しないため)ひっかからない。人の顔が識別できない(prosopagnosia:相貌失認)という症状も併発。とりあえず、Farahの本を図書館で借り、ずっと躊躇していたLezakの神経心理学の本はとうとう購入した。アメリカで神経心理学をやるなら持っていて損はないかも、という印象。余談だがメンタルローテーションといえばid:masacciokを思い出す。

Visual Agnosia (MIT Press)

Visual Agnosia (MIT Press)

Neuropsychological Assessment

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