なぜ人はバーベキューで心が躍るか

deosの記事クリップより。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20080429ok01.htm

どうして人はバーベキューで心躍るのだろうか? 諏訪東京理科大教授の篠原菊紀さん(脳科学)は、野外で家族とバーベキューを食べた人と、屋内で一人で弁当を食べた人の食前食後の血液を比較。バーベキューを食べた後の脳では、神経を安定させる神経伝達物質セロトニンと、興奮や快感をもたらすドーパミンの両方の分泌が活性化される――との研究結果が出た。
「人はバーベキューでワクワクすると同時に、心が癒やされ、幸せを感じることができる」と解説する。

いやいやいや、全人類にgeneralizeしないでほしいなぁ。私はバーベキューではまったく心は躍らない・・・というか、これは「バーベキューにしかその効果がない」とは言いきれない実験計画だと思います。原著を読んでいないので分からないのですが、記事の記述から推測する限りだと、「家族で食べた」のが良かったのか「野外で食べた」のが良かったのか「バーベキュー(肉なり野菜なり)を食べた」のが良かったのか「野外で調理した」のが良かったのか、それとも、この組み合わせがよかったのか、わからないと思うんです・・・

少なくとも、8条件くらい必要なんじゃないのかな。
一人で弁当を屋内で食べる、一人で弁当を野外で食べる、一人でバーベキューを屋内で食べる、一人でバーベキューを野外で食べる、家族で弁当を屋内で食べる、家族で弁当を野外で食べる、家族でバーベキューを屋内で食べる、家族でバーベキューを野外で食べる。すごく大変な実験だな。