アル・ゴア

昨日、Larry King Liveをみていたら、元副大統領のアル・ゴアがゲストで、新刊である「The assault on reason」の宣伝もかねて出演していたのだが、このおじさん結構良いこというではないですか。(インタビューの一字一句はココアメリカの民主主義の危機について、政教分離の大切さについて。アル・ゴアは大統領選に立候補するのか?と多くの人が色めきだつ理由も分かる気がする。なぜ、7年前の大統領選ではこういうメッセージが伝わってこなかったのだろう。今出馬すれば当選しそうな気もする。と考え始めて、ふと気付く。7年前のアル・ゴアは今のアル・ゴアでは無かったし、彼の環境問題への取り組みがここまで取り上げられたのは、彼が元副大統領であったからで、もし、無名の人が同じことをやっていても、ここまで取り上げられなかっただろう。彼は大統領に選ばれるまでは行かなかったが、そこそこ有名で、だからこそ、彼の環境問題への取り組みが大きく取り上げられ、彼の意見が今になって大きく伝えられるようになっているだけなんだ。人生ってそんなものだな。大統領としてではなく、別のあり方で世界を変えて行く方法を見いだした彼は以前よりも生き生きして見えました。

The Assault on Reason

The Assault on Reason

An Inconvenient Truth: The Crisis of Global Warming and What We Can Do About It  (young adult edition)

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