レーン変更

隣のレーンが自分のいるレーンより早いという知覚はたいていの場合錯覚である

http://news.bbc.co.uk/1/hi/sci/tech/435639.stm
99年の研究らしいけど、このまえのDISCOVERYマガジンで、また取り上げられた。わたしは日本では運転したことないのでよくわからないけど、アメリカのフリーウェイで、やたらレーン変更するヒト、いますよね。特に混んでる時間帯。シミュレーションによる実験の結果、自分と隣のレーンが同じ平均速度で進んでいても、隣のレーンが早く見えてしまうそうです。理由はいくつか考えられるそうです。

  1. 抜かされた場合、抜かして行った車が目の前に見えるので、注目してしまう。逆に、実際に自分が他の車を抜いている場合、抜かれた車は後ろに行くので、それ以上目で追跡しない。
  2. 自分のレーンがゆっくりしている時に限って、となりの、動いているレーンをジロジロ眺める傾向があるそうです。自分のレーンが走ってる時は、運転に注意を取られるので、あまりとなりのレーンの心配はしないのに。

研究の結論は、レーン変更せずに辛抱強く運転しろ、ということでした。レーン変更をしたところで、目的地に早く着かないばかりか、事故の確率が上がるそうです。