だんだんと授業も臨床っぽくなって来ている。今のところは、一般論を学んでいて、case conceptualization, case formulationの練習をしているだけだけれども。
アメリカの大学のいいところは、自分の学びたいテクニックを選ぶことができる点(選択肢が多く、教授も多い)だと思う。たとえば、自分の学部に、なぜか精神分析の教授しかいない、だから精神分析しか習わない、ということが、まずあり得ない。現在の主流は、医学同様、研究で効果があると示されたセラピー(Empirically Supported Treatmant)を使うべきだ、という立場であるようだ。なので、自分がCBT派であっても、もしも精神分析がある病気に効く、と研究で示されているのであれば、精神分析の手法を使って構わない訳だ。