イラク

数日前に、スタンフォード刑務所実験のことを思い出す、と書いた。あの実験は、フツーの学生が、刑務所の看守役と囚人役に別れて、刑務所と言う環境で役割を与えられるとどうなるかという実験で、最初は戸惑っていた看守役もそのうちどんどんサディスティックなことをやれるようになる。腕立て伏せをやらせる、囚人を裸にする、囚人同士の足を鎖でつなぐ、便器を手で洗わせる、などなど、、。看守役の学生たちには、特にこれといってルールは与えられず、刑務所内の秩序を保つ為に必要なことをやるように、という指示があった。最初は二週間の予定だったのに、危険なので6日で実験は中断された。その理由は、夜中に実験者が見ていないと思って、看守役の虐待がエスカレートしていっていたこと、そして、倫理的にまずいと気がついたからだそうです。
というところでサイトを読んでいたら、イラクの虐待について触れられている。上が実験の写真、下がイラクの写真。なんか似たようなことを思いつくもんですね、、、
http://www.prisonexp.org/slide-33.htm

しかし今回のイラクの問題は色々まだはっきりしない点があると思う。そもそもなんで1000枚も写真をとったのだろう。あと、誰がこのニュースをもらしたのでしょう。アメリカ政府は隠せるものなら隠し通そうとしたのでしょうか。