星条旗への忠誠の誓い

The Pledge of Allegiance
I pledge allegiance to the flag of the United States of America, and to the republic for which it stands, one nation, under God, indivisible, with liberty and justice for all.

大半のアメリカの小中学校では、生徒は毎朝、星条旗を前に起立、右手を胸に、星条旗への誓いを唱えさせられる。(そもそも一教室に星条旗一枚あるのが恐いよ、、)

http://www.cnn.com/2003/LAW/10/14/scotus.pledge.of.allegiance/index.html (ひとりだけ左手の子がいるっっ)

2002年7月に、サンフランシスコで、これが違憲であるということになったが、大統領とかも反発して、裁判はまだ終結していないようだ。連邦側が上訴しているらしい。違憲である理由は、"under God"がまずいということらしい(政教分離に反するから)。でも、アメリカの裁判では、みんな聖書に手をおいて、虚偽を言わないことを誓うし。よくわかりませんアメリカは。しかも、一つの思想(星条旗には忠誠を誓わなければならないということ)を強制されることに対して裁判を起こしたのではないところも、また面白いと思う。そこには何も疑問を持たないんだろうか。星条旗に忠誠なんて誓いたくない、という人たちはいないんだろうか。現在生きてる大半のアメリカ人は、義務教育中に、この星条旗への誓いを刷り込まれて来たのだろうから、忠誠を誓うこと自体は当たり前のことだと捉えられているのだろう、、、だとすると、たとえば、戦争中の日本の国家神道とかと、本質的に違いが見当たらない。なんで、誰も、これを、危険だと言わないんでしょう。日本がまた国家神道をはじめるなんていったら、文句ブーブー言うでしょうに。