政府は今年4月から導入する日本人の長期海外留学制度について、年間1万ドルとしている授業料支援額の上限を、2005年度から3万ドル程度に引き上げる。これにより、同制度は授業料のほぼ全額を国が支援することになる。
海外の大学の年間授業料を見ると、米国のスタンフォード大、ハーバード大などは3万ドル前後になっている。制度を審議した中央教育審議会の委員から「優秀で意欲ある人材の留学機会を阻害することになりかねない」との声が出てきた。このため、小泉首相は2月中旬、文科省に「国際的に活躍できる日本人育成のため、授業料の支援は柔軟に対応すべきだ」と、支援額の増額を指示した。 (読売新聞)

大学院ともなれば、学費は何らかの形で学校や担当の教授に負担してもらえるものと思ってた。日本て、ミドルクラスが多くって、みんな、ちょっと頑張れば留学ができるような人が多い。それに比べて、東南アジアとかは、そもそもリッチなおうちじゃないと留学なんて考えないらしく、こっちにいるタイや中国の子は、みんなおぼっちゃまお嬢様。「パパのカードだからいくらつかってもいい」世界。